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~外野の夜明け~ Vol_109発想をかたちに


9月に入り札幌はもう秋めいて来た 先月の暑さは嘘のよう…ビアガーデンで飲んだビールはうまかったなぁ … ビールと言えば、地元では「サッポロビール」だけど個人的にはアサヒスーパードライがお気に入り。 このアサヒスーパードライの誕生エピソードなんだけど、スーパードライが発売される前、アサヒビールの売り上げは著しく低迷していた。そんな中でアサヒが社運をかけて作った待望の新商品スーパードライを売り出そうとした時に 店頭にあったそれまでに製造していたビールを全部回収したという。普通は新商品を発売して旧商品は徐々に引いていくのが当たり前だが、これだけ美味しいビールだから 1人でも多くの人に飲んでもらいたいという アサヒの自信と決断力が 多くの消費者の興味を引き話題となり、たちまちビール売り上げのトップになったという。 勇気がいる決断だよね。商品ロスのコストも半端なくあっただろうし、果たしてこの辛口ビールが受け入れられるのかって不安もあっただろう。でもこの決断によって「そこまでするなんてどれだけ美味しいのだろうか?」と消費者の心を掴んだのも 大きな戦略となっただろうね。 去年までNHKの朝ドラで放送していた「まんぷく」でお馴染みの日清食品。戦後の食糧難の時に 栄養価もあり簡単に作れ保存食にもなる食べ物という事でインスタントラーメンが作られた。そのラーメンを海外にも売り込む為に「カップヌードル」が作られる。海外では丼ぶりが無いという事から容器作りに悪戦苦闘したエピソードは有名な話。お湯を注いでいる間は調理器、食べる時には食器の役割を果たす。

食品容器としては当時考えられないほどの優れ物だった。カップヌードルはアメリカの軍の兵糧になり、インスタントラーメンを世界に広げた。この容器の凄いところは容器の底の部分の直径は小さく、上に行くほど大きい。この中に麺が宙吊り状態で入っている。底に空間があるのでお湯を注いだ時に麺が茹でたての状態となる。 この画期的な容器を思いついたのも、なんとか麺をまんべんなく茹で上げたいとの思いから試行覚悟を重ね、どうしても上手くいかないので麺を置きその上からカップを被せてみてこのアイデアを思いついたという。 発想って無限大なんだよね。もう策が尽きたように思えても、ちょっと視点を変えるだけで 大きく物事が動き出すことがある。発想からかたちに変えていくのってとても素晴らしい事だけど とても難しくもあるよね でもさ、偉人たちの話を聞くと ちょっとしたきっかけで成功に導かれたなんて話が山ほどあるんだよね。キーワードは「諦めない」どんな壁が現れても ただひたすら超えていく努力と勇気を持つこと。それと大切なのは「夢を諦めないこと」 kirakuyawebのコンセプトにもなっている「発想をかたちに」っというのも 夢は見るものじゃなく叶えるものだって信じているから。誰かの発想をかたちに変えることは俺たちデザイナーの使命であり、俺のライフワークになっている。しんどいな…って思う事が多いけど 自分の頭の中にあったものが 形になって クライアントの手から商品化され全国に広がっていく様を見ると感慨深く、そして心から有り難いと感謝の気持ちで一杯になる。 全ての始まりは頭の中。

それをかたちに変えてみよう…

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